2015年9月9日 05:15|ウーマンエキサイト

リモネンの毒性に注意! 化粧品に含まれる精油にはシミになるものも

アロマテラピーで人気のレモンやグレープフルーツ、オレンジなどの柑橘系精油。とても爽やかな香りで、リフレッシュや気分を上げたり、明るくしたりできる精油と言われています。

目次

・柑橘系精油の「皮膚刺激」と「光毒性」にご用心
・光毒性の少ない柑橘系精油


リモネンの毒性に注意! 化粧品に含まれる精油にはシミになるものも

© yonibunga - Fotolia.com


柑橘類の香りはわりと馴染みのある香りなので、とても取り入れやすく年、齢を問わず誰にでも好まれる精油ですが、使用にあたっては、少し気をつけなければならない点があることをご存じですか?

柑橘系精油の「皮膚刺激」と「光毒性」にご用心

柑橘系精油には、以下のようなトラブルを引き起こす可能性があります。

・皮膚刺激
柑橘系精油に多く含まれる「リモネン」という成分が、酸化することによって生じるもの。
柚子湯に入れたゆずを身体にこすりつけた時、ピリピリと刺激を受けた経験はありませんか? それがリモネンによる皮膚刺激です。

・光毒性(こうどくせい)
本来、皮膚を防御するためのメラニン色素。しかし、紫外線を多く浴びるとそのメラニン色素が過剰な防御反応によってたくさん作られ、色素沈着や炎症などが起きることがあります。

柑橘系精油が肌についた状態で紫外線を浴びると、果皮を圧搾法で抽出された柑橘系精油に含まれる「フロクマリン類」により、短時間でも上記のような皮膚トラブルを引き起こしてしまうことがあります。
それが光毒性です(柑橘以外でも光毒性のある精油あり)。

<光毒性を発揮する代表的な精油  ※( )内は光毒性を引き起こす濃度>
・ベルガモット(0.4%)
・アンジェリカルート(0.78%)
・レモン(2.0%)
・グレープフルーツ(4.0%)

ベルガモットの精油は、たった0.4%の濃度で光毒性を引き起こす可能性があるといわれています。これは「ほんの1滴でも光毒性が起きる可能性がある」ということ。要注意です。

とはいえ、むやみに怖がって使わないのはもったいない! 柑橘系精油の効果はとても素晴らしく、あのみずみずしくおいしそうな香りはぜひとも取り入れたいところです。そこで、柑橘系精油の中でも光毒性が比較的少ない精油をご紹介しましょう。


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