2015年10月18日 05:15|ウーマンエキサイト

ちょっとしたコツでいつもより香り長持ち! 精油の香りを長持ちさせるコツ

アロマテラピーを行う上で感じたことがある方もいると思いますが、精油には香りが飛びやすい種類もあります。しかし、そんな香りの飛びやすい精油でも、ちょっとしたコツでいつもより持続させることができるので、そのポイントについてまとめてみました。

目次

・柑橘系の香りは飛びやすい! 香る時間による分類
・ブレンドで、香りを長持ち


香りの飛びやすい柑橘系精油も、ちょっとしたコツで香りが長持ち

© Nik_Merkulov - Fotolia.com


柑橘系の香りは飛びやすい! 香る時間による分類

精油は揮発の速さによってトップノート、ミドルノート、ベースノートに分けられます。最初にフワッと香るのがトップノート、最後まで残る香りがベースノート、その中間がミドルノートです。

たとえば、柑橘系の精油にはリモネンという成分が多く含まれており、非常に揮発性が高い、つまり香りが飛びやすいのです。ほかにもラベンダー・サイプレス・ペパーミントなどもトップノートに分類されます。

そして、ベースノートはサンダルウッド(白檀)、シダーウッド、パチュリ、ベンゾイン、ミルラなど。少し独特な香りでやや重く深みのある印象の精油です。


ブレンドで、香りを長持ち

香りを長持ちさせるコツは、香りが飛びやすいトップノートの精油に、ベースノート(もしくはミドルノート)の精油をブレンドするだけ。

揮発の速度が違うので、香りの変化の変化も楽しめますし、ベースノートの精油には特に「保香性」(香りを保持するはたらき)があるので、ブレンドすることによって、ほかの香りも持ちがよくなるのです。

その際の注意点はブレンドのバランス。ベースノートの精油が多すぎると主張しすぎてしまいます。少量だけブレンドし、香りのスパイス的な感じで使うと、まとまりが良くなりますよ。

<秋におすすめな精油ブレンド例>
・心身ともにバランスを整える
オレンジスイート 2滴 + ゼラニウム 1滴

・集中して読書を楽しむ
レモン(またはグレープフルーツ)2滴 + ローズマリー 1滴

・心身ともに元気になる
ラベンダー 1滴 + シダーウッド 1滴

<注意>
・安全のため、精油の使用量は多くなりすぎないように3滴以下にする
・3歳以下の子どもがいる場合は、ティッシュに垂らす、もしくはディフューザーを利用した芳香浴のみの利用とする
・全身浴で利用する場合は、精油を滴下したらよく混ぜてから入浴する
・柑橘系精油は光毒性があるので、芳香浴以外は日中の使用を控える

(中山真澄)

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