女と髪と人生と

ファッション・クリエイティブ・ディレクター軍地彩弓が自らの経験を元に語る、美容コラム。ファッションから世の中の潮流を読み解く、独自の視点で、「女と髪」の関係について語ります。

特集へ戻る

【軍地彩弓コラム#07】ニュアンスヘアで印象アップ

 

[PR]

ウーマンエキサイトをご覧のみなさま。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓です。

おしゃれなカフェでのこと。明らかに女子会とわかる3人の女の子が、おしゃべりの合間におもむろに自撮りを始めました。器用に手を伸ばして、スマホ片手にポーズを変えながら、2、3ショット。よくある光景です。スマホを頭上斜め上に構えて、アングルを変えながら、撮影直前に、髪をクシュクシュと崩して。このクシュクシュ。年齢で違うのです。

40代アッパーの人なら、髪を整えます。ハネや巻きの加減を“完璧”にするべく、髪を撫で付けるようにするのです。これが、20代、30代(前半)になるとむしろ、髪は”崩す“のが主流。ここに年齢差が出るポイントです。

ファッション雑誌でもよく見出しに出ているキーワードは「抜け感」。つまり完璧すぎるファッションではなく、シャツを着ても、きっちり着こなすのではなく、ちょっとゆるく着こなす。今シーズン流行している「抜け襟」と言われている襟がちょっとルーズに下がったシャツなんかがまさしくそうですね。



ふわっと軽いスプリングコートに、緩めの抜け襟シャツ。デニムもゆるっと。足元だって、ヒールよりスニーカー。この“抜け”とは決して=ルーズではありません。清潔感を忘れずに、頑張らない自分を演出することなんです。

もちろんへスタイルもそうです。ふんわりと肩にかかるかかからないかのボブ。きっちりではなくて、あえて、クシュクシュと仕上げます。髪にもヘアクリームなどでテクスチャーをつけて、立体感がある仕上がりにするのです。

最近ファッションの撮影でも、きっちり巻いたりすることが減りました。「ニュアンスをつけて」というのがポイント。寝起き風のラフ感、ちょっと海風に当たった風のドライな感じ、こんな具合に指示をするのです。ちょっとおかしいですよね、笑。

そこにあるのは「キリキリ頑張っている女性」ではなく「ゆとりがあって、自分の時間を楽しんでいる女性」。この傾向は女性の生き方にも影響しているように思います。仕事も恋も頑張らない。無理して自分を見失いたくない。そのゆるい生き方が、そのままファッションにもヘアスタイルにも表れているように思います。

先ほども言ったように、このゆるさは下手をするとルーズや不潔な印象にもなりかねません。なので、ちゃんと鏡を見ながら、自分なりの“抜け感”を見つけることが大事です。ヘアスタイルの仕上げはクシュっと髪を握るように。ふんわりと空気を入れるように立体感を出して。

普段、家事や子育てに一生懸命になっていると、髪にも顔にも生活感が出てしまいます。そんな時、ちょっと立ち止まってヘアクリームやワックスをプラスして、ニュアンスをプラスしてみてください。疲れ顔を抜け感に。ちょっとしたことだけど印象アップできる魔法です。

⇒老けない人のヒミツは「顔」より「頭皮」にあった!!>>>

記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
上へ戻る

Copyright © 1997-2017 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.