“架空の小説”着想フレグランス「イマジナリー・オーサーズ」日本上陸、ブック型BOX入りの全18種
ここからは、おすすめの香りを5つピックアップ。
■「フォックス・イン・ザ・フラワーベッド」
アルプスの⼈⾥離れた⼩屋で隠遁⽣活を送っていた⼩説家チョンファ・ルリの復帰を記念し、この作家を追跡した学生たちによって日の目を見ることになったおとぎ話集がモチーフ。タイトルとなったおとぎ話では、若いキツネが蝶に夢中になり、夢中になることの危険性を美しい言葉で綴っている。
香り:たっぷりと摘んだジャスミンとチューリップから溢れる花蜜の濃厚なアロマを、ピンクペッパーコーンとフランキンセンスで印象づけた、アルプスの大自然を思わせる万能な香り。
■「イン・ラブ・ウィズ・エブリシング」
ナイトクラブやローラーディスコ、サウスビーチの怪しげなバーを巡る、フロリダの10代の少女たちの不良グループを追尾した衝撃的なドキュメンタリー小説がテーマ。
香り:ネオンラズベリーやシトラスパルプといったフルーティーなノートに、甘いココナッツパームシュガーをブレンドし、サンダルウッドの余韻を残した。1年のどの季節にも合う、ジェンダーレスな香り。
■「ブルズ・ブラッド」
バレアレス海に面したスペインの村で育ったデヴァンテ・ヴァレレオが、元闘牛士だった父親との思い出を着想に綴った短編小説にインスパイア。