腹筋は「10秒そる」で鍛えられる!専門家が語る革命的メソッド
「令和は冷夏か!?」と目されていたものの、梅雨明けを迎え猛暑が続く日本列島。夏といえば「薄着で体形が目立つ」と悩んでしまうのが女ゴコロというものだが、とくにお腹回りは年齢とともにぽっこりしがち。「今年こそは」と思ったものの、つらい腹筋運動に嫌気が差し、三日坊主に終わったという人も少なくないだろう。しかし、そんな悩める女性たちに朗報が!
「じつは腹筋運動がつらいというのは誤解です。腹筋は1日たった10秒『そる』だけで、鍛えることが可能です」
そう語るのは、理学療法士でヨガインストラクターの中村尚人さん。これまで腰痛など姿勢の問題を抱える1万人もの患者を見てきた中村さんは、従来の「あおむけになって上体を起こす」腹筋運動とは真逆である「そる」腹筋運動を提唱。
今年そのメソッドを紹介した『「そる」だけでやせる 腹筋革命」(飛鳥新社)を出版したところ、あっという間に品切れになるなど、現在話題沸騰中だ。
でも、なぜ「そる」だけでお腹がへこむの?そこで、そのメカニズムを中村さんに聞いた。
「もともと、筋肉には重力に対して2つの動きがあります。1つは『求心性収縮』といって、重力に逆らう動き。