YouTube登録者38万人整体師が、腰痛招く「運動連鎖」解説
腰に痛みや違和感があると、ついつい腰そのものをギュッと押したくなるのは、「腰痛あるある」の1つ。しかし、腰痛のときに押すべき場所は腰にあらず!
「攻めるべきは腰とは別の場所にあるんです。それが『トリガーポイント』です」
そう語るのは、YouTubeチャンネルの登録者数38万人超えの、カリスマ整体師・迫田和也さん。「トリガー」とは「引き金」のことだが、迫田さんが提唱する腰痛のトリガーポイントは、「大臀筋」「大腿筋膜張筋」「外側広筋」「腹斜筋」「広背筋」と、腰とは異なる場所ばかり!
しかし、腰がつらいとき、押せば「いた気持ちいい」と感じるのもまた事実。腰痛をケアしようとしたときも、腰そのものをマッサージされたり、湿布を貼られることがほとんどだ。
ただし、迫田さんによればそれは対症療法にすぎないという。独自のメソッドにたどり着いた経緯とは?
「整体師になって15年以上たちますが、やっぱり最初は、腰が痛いのなら腰に湿布を当てたり、電気を流したりするのだと教わったものです。でも実際に施術を繰り返しているうちに、患者さんはその場ではラクになっても、すぐに痛みが戻ったり、ひどいときは痛みが増してしまうケースが多いことに気がついたんです。