ビューティ情報『12万人をケアした鍼灸師語る「“浮き指”のリスク」』

2020年11月23日 11:00

12万人をケアした鍼灸師語る「“浮き指”のリスク」

そんなとき、裸足でデスクワークをしていた伊藤先生は、何げなく、足の指の表を床に押し付ける動作をしてみた。

「本当に偶然でした。くいくいっと床に指を押し付けると、指の筋肉だけでなく、足の甲や脛の筋肉までがのびて、気持ちいい。そこで研究を始め、本格的に『足の甲のばし』として完成させました」

偶然の産物とはいえ、その効果は絶大。まず足の指を内側に曲げることで、指の背側の筋肉が強化され、しっかり、10本の指で地面をつかめるようになる。それだけでなく足の甲全体の筋肉がのび、また正面に指を曲げる際には、脛の前脛骨筋、小指側に曲げると、長腓骨筋がのび、使いやすい状態にリセットされるのだ。

鍼灸院の患者さんにも実際にやってもらうと、その場で、浮き指が治って、ちゃんと歩ける人が続出。毎日、家でも実践した患者さんからは、「階段の上り下りでつらかったひざの痛みが消えた」「だるかった腰が軽くなった」「外反母趾が治ってきた」など、大きな反響が、伊藤先生のもとに寄せられたのだ。


「やり方は本当に簡単です。椅子に浅く腰かけて、片方の足のつま先を床につけたら、くいっと5本の指を10秒間、甲を前方に向けてゆっくり押し出す。

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