ビューティ情報『他臓器より「温度が高い」からこそ冷えのケアは「肝臓」が要』

他臓器より「温度が高い」からこそ冷えのケアは「肝臓」が要

他臓器より「温度が高い」からこそ冷えのケアは「肝臓」が要


「寒い季節に、私たちの免疫力は低下しがちです。免疫力と肝臓の働きは密接に関係していて、肝臓が元気だとやる気がみなぎり、免疫力も上がりますが、肝臓が疲れていると体調も優れなくなってしまいます。まだまだ寒い日が続くこの時季こそ、肝臓を元気な状態にしたいですね」

アスリートゴリラ鍼灸接骨院の院長・高林孝光さんはそのように話す。

「肝臓の働きのうち、特に重要なのは、(1)栄養の代謝、(2)解毒、(3)胆汁の分泌、の3つです。肝臓は、私たちの食べたものから糖質、脂質、タンパク質などの代謝を促進し、有害物質を解毒して無害化してくれます。さらに、脂質の消化・吸収を助ける胆汁を分泌しています」(高林さん・以下同)

肝臓が疲れ気味になり、いわば“疲労肝”の状態でいると、倦怠感、不眠、肌荒れ、むくみ、冷え、食欲不振、イライラなど、さまざまな体の不調を招き、さらには老化の促進をも招いてしまうことになるのだそう。

疲労肝を招く原因として、アルコールの飲みすぎがよく知られているが、ほかにも、食べすぎ、早食い、肥満、睡眠不足、喫煙、過度なストレス、高血圧、糖尿病などがある。疲労肝の人に多い主な特徴は次のチェックリストのとおり。

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