『ホンマでっかTV!?』で大反響鍼灸師で柔道整復師、東京都足立区にあるアスリートゴリラ鍼灸接骨院院長の高林孝光氏による書籍『直腸ストレッチ』がCCCメディアハウスから発売中である。同書ではフジテレビ系のテレビ番組『ホンマでっかTV!?』で紹介された便秘を解消するセルフケアを掲載。内科医で脳神経内科専門医、抗加齢医学専門医の山下あきこ医学博士が監修を担当し、A5判並製、120ページ、価格は1,540円(税込)となっている。やせやすい体質にもなる便秘解消法大腸のうち、肛門に続く部分が直腸で、直腸では便が肛門を通って体外に排出されるまで便が蓄えられる。腸はホースのような管であり、もしもホースの出口が折れ曲がっていたなら、水の出方は悪くなるだろう。高林孝光氏は便秘を研究する中で、骨格や姿勢に着目。現代人の骨格や姿勢の悪さが便秘と関わっているのではないかと考え始めたという。新刊では腸の出口である直腸を真っすぐにする『直腸ストレッチ』を紹介。3種類のストレッチ、2種類のマッサージ、1種類の体操で、全てを行ってもわずか3分で終わる手軽さである。さらに、このセルフケアにより成長ホルモンの分泌が促され、やせやすい体質になるとしている。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:報道用資料
2024年04月04日「寒い季節に、私たちの免疫力は低下しがちです。免疫力と肝臓の働きは密接に関係していて、肝臓が元気だとやる気がみなぎり、免疫力も上がりますが、肝臓が疲れていると体調も優れなくなってしまいます。まだまだ寒い日が続くこの時季こそ、肝臓を元気な状態にしたいですね」アスリートゴリラ鍼灸接骨院の院長・高林孝光さんはそのように話す。「肝臓の働きのうち、特に重要なのは、(1)栄養の代謝、(2)解毒、(3)胆汁の分泌、の3つです。肝臓は、私たちの食べたものから糖質、脂質、タンパク質などの代謝を促進し、有害物質を解毒して無害化してくれます。さらに、脂質の消化・吸収を助ける胆汁を分泌しています」(高林さん・以下同)肝臓が疲れ気味になり、いわば“疲労肝”の状態でいると、倦怠感、不眠、肌荒れ、むくみ、冷え、食欲不振、イライラなど、さまざまな体の不調を招き、さらには老化の促進をも招いてしまうことになるのだそう。疲労肝を招く原因として、アルコールの飲みすぎがよく知られているが、ほかにも、食べすぎ、早食い、肥満、睡眠不足、喫煙、過度なストレス、高血圧、糖尿病などがある。疲労肝の人に多い主な特徴は次のチェックリストのとおり。なんだか疲れが取れにくい、寝つきが悪い、肌が荒れる、などの項目に思い当たる人は注意したいところだ。【“疲労肝”のサインチェックリスト】当てはまる項目が多いほど危険度大!□ なんだか疲れが取れにくい□ イライラすることが多くなった□ お酒に弱くなった□ 脂っこいものが食べたいと思わなくなった□ 寝つきが悪い□ 胸や首に発疹が出る□ 冷えがひどい□ 肌が荒れる□ むくみやすい□ 右の肩が特にこる「肝臓は、内臓の中でも多くの血液が集まる場所で、仮に一部を切り取ってもまた再生するというほどの生命力があります。血液が集まる箇所であるぶん、温度もほかの臓器より5度ほど高く保たれているという特徴もあります」そのことから、肝臓を温めて血液の流れをよくすると、全身の血流も活発になって体温が上がり、冷え解消、免疫力のアップが期待されるのだという。肝臓の位置に使い切りカイロを当てて温めることで血行改善に効果があるそうだ。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月11日基礎代謝の実に3割近くを担う肝臓。この重要な臓器をやさしくマッサージすることで、さまざまな不調を和らげることに加え、やせやすい体質もゲットできてしまうそうーー!「寒い季節に、私たちの免疫力は低下しがちです。免疫力と肝臓の働きは密接に関係していて、肝臓が元気だとやる気がみなぎり、免疫力も上がりますが、肝臓が疲れていると体調も優れなくなってしまいます。まだまだ寒い日が続くこの時季こそ、肝臓を元気な状態にしたいですね」アスリートゴリラ鍼灸接骨院の院長・高林孝光さんはそのように話す。「肝臓の働きのうち、特に重要なのは、(1)栄養の代謝、(2)解毒、(3)胆汁の分泌、の3つです。肝臓は、私たちの食べたものから糖質、脂質、タンパク質などの代謝を促進し、有害物質を解毒して無害化してくれます。さらに、脂質の消化・吸収を助ける胆汁を分泌しています」(高林さん・以下同)肝臓が疲れ気味になり、いわば“疲労肝”の状態でいると、倦怠感、不眠、肌荒れ、むくみ、冷え、食欲不振、イライラなど、さまざまな体の不調を招き、さらには老化の促進をも招いてしまうことになるのだそう。「肝臓は、内臓の中でも多くの血液が集まる場所で、仮に一部を切り取ってもまた再生するというほどの生命力があります。血液が集まる箇所であるぶん、温度もほかの臓器より5度ほど高く保たれているという特徴もあります」そのことから、肝臓を温めて血液の流れをよくすると、全身の血流も活発になって体温が上がり、冷え解消、免疫力のアップが期待されるのだという。「また、ほとんどの内臓は肋骨や筋肉で覆われているため、肌の上から触るのが難しいのですが、肝臓の一部は触れることができるのです。簡単なマッサージをするだけで、肝臓の血流を改善することにつながります」高林さん考案の「肝臓マッサージ」は3種類を1セットで行う。「前提として気を付けていただきたいのは、デリケートな臓器ですから、決して強く押したり、圧迫しないでください。衣服の上から“やさしくなでる”くらいがちょうどよい加減です」肝臓の、肋骨に覆われていない部分を、まずはやさしくさすることからはじめよう。【ステップ1】肝臓さすり右の肋骨のキワに手のひらを当て、心地よい程度の強さで20秒間さする。【ステップ2】肝臓ローリング右の肋骨のキワに親指以外の指を軽くひっかけるように当て、30秒円を描くように軽くなでる。【ステップ3】肝臓ポンピング両手を組み、右の肋骨の下半分を挟み込むようにする。組んだ手の力を入れたり抜いたりして、ポンプのように10秒動かす。肋骨が少し動くくらいの強さで。【ステップ1】〜【ステップ3】の順に行っても、1分程度でできてしまうお手軽なマッサージだ。肝臓マッサージするのは、入浴後や就寝前が望ましいという。入浴後の体が温まってリラックスした状態で行うと、快眠につながるというメリットも得られるそうだ。また、マッサージをするのは2日に1回程度でOK。毎日行うと肝臓に負担がかかってしまうためだという。かえって肝臓を疲れさせてしまうことのないよう、くれぐれも注意しよう。高林さんが診察をした患者さんにこれらのマッサージを実践してもらったところ、頭痛や肩こり、腰痛などの痛みが和らいだほか、冷え性が改善した。血色がよくなった、イライラが抑えられるようになった、といった声が寄せられたという。マッサージのほか、肝臓の位置に使い切りカイロを当てて温めることも血行改善に効果があるそうだ。また、意外なことに、肝臓マッサージにはダイエットの効果も期待できるのだとか。「実は、肝臓は基礎代謝のうち全体の27%を占めるともいわれている臓器です。これは脳(19%)、筋肉(18%)、心臓(10%)、腎臓(8%)と比べてもダントツです。肝機能を元気にさせると、基礎代謝がよくなるため、やせやすい体質につながるのです。実際に、私のところに通院する患者さんのなかには、肝臓マッサージを続けて15キロ減量できたという人もいらっしゃいました」健康面でのメリットに加えて、やせやすい体質になれるなんて、至れり尽くせり!私たちの体を支えてくれる大切な臓器をやさしくマッサージして、全身のコンディション向上につなげよう。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月11日長引くコロナ禍の影響で、どうしても日々の活動量は不足しがちに。そこからくる“腕の長さ”の変化が、痛みやコリなどさまざまな不調の原因だと専門家は指摘しますーー。「新型コロナウイルスの感染拡大による在宅時間の増加に伴い、スマホやパソコンを使用する機会も増えた結果、首、肩こり、腰痛を訴える人が増えました。こうした人たちに共通しているのは“腕が短くなっている”ことなのです」アスリートゴリラ鍼灸接骨院の院長・高林孝光さんはこう話す。スマホやパソコンの画面を見ているとき、私たちはどうしても前かがみで上半身の動きはほぼ固まったままの体勢になりがちだ。「長時間同じ姿勢でいると、そのぶん筋肉を酷使し続けることになり、筋肉は緊張し、縮こまってしまいます。そうすると猫背になりますし、血流も滞るため、痛みやコリのほか、冷え、肌荒れ、うつ傾向などさまざまな症状を招くことになります」(高林さん・以下同)さらに、冬場は寒さも影響して筋肉がこわばりやすい。体が凝り固まると、痛みなどのほかに集中力が持続しづらくなったり、怒りっぽくなったりすることもあるという。そうした症状を訴える患者の治療にあたると、前述の“腕の短さ”が確認できることが多いと高林さんは話す。高林さんが腕に注目するようになったのは、四足歩行の動物と人間の体を比較したことがきっかけだった。「人間は進化の過程で二足歩行になりましたが、人間の腕は、もともとは動物の前脚にあたります。そう考えると、腰から下、つまり後ろ脚だけでなく、前脚にあたる腕へのアプローチももっと重視されるべきではと考えました」上半身の中でも腕は筋肉量が少なく、非力な部位。それだけに疲労も起こしやすい。酷使し続けると、連動する筋肉にも影響が及び、肩こりや腰痛などの不調を招くそう。巣ごもり生活と寒さで縮こまっている腕を伸ばして、厄介な不調とおさらばしよう。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月12日「新型コロナウイルスの感染拡大による在宅時間の増加に伴い、スマホやパソコンを使用する機会も増えた結果、首、肩こり、腰痛を訴える人が増えました。こうした人たちに共通しているのは“腕が短くなっている”ことなのです」アスリートゴリラ鍼灸接骨院の院長・高林孝光さんはこう話す。スマホやパソコンの画面を見ているとき、私たちはどうしても前かがみで上半身の動きはほぼ固まったままの体勢になりがちだ。「長時間同じ姿勢でいると、そのぶん筋肉を酷使し続けることになり、筋肉は緊張し、縮こまってしまいます。そうすると猫背になりますし、血流も滞るため、痛みやコリのほか、冷え、肌荒れ、うつ傾向などさまざまな症状を招くことになります」(高林さん・以下同)さらに、冬場は寒さも影響して筋肉がこわばりやすい。体が凝り固まると、痛みなどのほかに集中力が持続しづらくなったり、怒りっぽくなったりすることもあるという。そうした症状を訴える患者の治療にあたると、前述の“腕の短さ”が確認できることが多いと高林さんは話す。こうした現代人の“クセ”を解消し、痛みやコリを改善するため、テニス選手の動作をヒントに高林さんが考案したエクササイズが次の「7秒腕回し」だ。腕を前に7回、後ろに7回回すだけ。これを左右行って1セット。■7秒腕回し【1】肩幅でまっすぐバンザイ(1)鏡の前で両足を腰幅に開いてまっすぐ立つ。(2)バンザイをするように両腕をまっすぐ上げる。(3)背すじを伸ばし、手のひらを正面に向け指先を伸ばす。【2】反対側の手で脇の下を押さえる(1)片方の腕をまっすぐ上げ、手のひらを内側へ向ける。(2)反対側の手で脇の下を押さえる。(3)指先は伸ばす。【3】1秒に1回のペースで前回しを7回(1)手のひらを内側へ向けたまま、1秒に1回のペースで前回しに腕を7回回す。【4】後ろ回しを7回(1)後ろ回しに腕を7回回す。【5】腕が伸びたのを実感(1)【1】と同じように両腕を上に伸ばし、左右の手の長さを確認する。■腕を上げづらい人はこちらでもOK【1】小さい「前へならえ」をする(1)両足を肩幅に開き、背すじを伸ばして立つ。(2)小さい「前へならえ」をして、前腕を床と並行に伸ばす。(3)手のひらは内側に向け、脇を締め、ひじは体につける。【2】肩甲骨を開いてさらに伸ばす(1)指先を前へ伸ばすように。(2)両肩の肩甲骨を開くイメージで手をさらに伸ばす。(3)呼吸をしながら7秒キープ。これを3セット行う。記者が「7秒腕回し」を実践してみたところ、鏡で見て明らかにわかるほど、回したほうの腕が長くなっているのを確認できた。そして肩のこわばりも改善した印象を受けた。なぜ、腕を回すだけで肩こりが改善するのだろうか。「腕を回すときに最も使う筋肉は表層筋(アウターマッスル)である広背筋や僧帽筋です。僧帽筋は首から肩にかけて、広背筋は腰から肩にかけて、共に広範囲に付いている筋肉。一般的にマッサージや整体で押したりもんだりするのがこの表層筋です。いっぽう、表層筋のさらに下にある深層筋(インナーマッスル)には直接触れることができません。しかし、腰痛には腸腰筋や腹横筋など、首や肩のコリには肩甲挙筋、肩甲下筋などのインナーマッスルが関係しています。インナーマッスルをほぐすには、表層筋である広背筋や僧帽筋を動かします。それによってインナーマッスルに刺激を伝えることができるのです」これを、7秒腕回しによって効率よく行うことができる。そうすると筋肉が緩み、自然と猫背が改善され、腕が長くなる。肩回りの可動域も広がり、肺にたくさん空気が入るようになって、自律神経も整い、眼精疲労も和らぐ。四十肩・五十肩などで腕を回すのが困難な人は、両腕を「前へならえ」の形にして7秒伸ばすだけでも効果が得られるそうだ。「腕を前方へ伸ばすと、肩甲下筋という肩甲骨の奥にあるインナーマッスルが刺激され、肩回りの筋肉を緩めることができます。腕回しは、無理のない範囲で毎日続けることがなにより大切です。1日1セットでも十分です」「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月12日