2021年6月24日 11:00
脳の血流を増やして認知機能を回復「1日3分のOK指体操」
「私たちの体には代償作用という働きがあり、この作用が脳の神経細胞にもあります。老化や血流低下によってダメージを受けて機能しなくなった脳の神経細胞は、OK指体操で血流が増えることで、神経伝達ルートが新しくつくられ、認知機能をよみがえらせることができるんです。認知症は、医療の力を借りなくてもご自身の意志と努力次第で、いくらでも改善できます」
今回は「手のパッパ運動」をはじめとする4つの手を使ったトレーニングを紹介。脳の疲れをためないためにも、生活に取り入れてみたい。
■手のニギニギ運動
【1】両手の手のひらを前方に向けて指をそろえる。
【2】親指だけ伸ばしたまま、親指以外の4本の指を曲げたり伸ばしたりする。曲げて伸ばすのを1回として、両手同時に8回繰り返す。
■手のパッパ運動
【1】両手の手のひらを前方に向けて指をそろえる。
指同士の側面がしっかりつくように。
【2】5本の指を閉じたり開いたりする。閉じて開くのを1回として、両手同時に8回繰り返す。
■手のキラキラ運動
【1】両手の手のひらを前方に向けて指を軽く開く。
【2】肩と腕の力を抜き、手の甲を外側に向けて回転させる。また戻す。