ビューティ情報『医師が警鐘「ぎっくり腰が急増!自粛明けと寒さが引き金に」』

2021年11月11日 15:50

医師が警鐘「ぎっくり腰が急増!自粛明けと寒さが引き金に」

急性腰痛症の原因は、筋肉や筋膜(筋肉などを包む膜)、関節に由来するもの、椎間板の炎症に由来するもの、椎間板に傷が入ることに由来するものなど、さまざまです」(寺尾さん・以下同)

運動不足と寒さのために体が凝り固まった状態で、重いものを持つなどの急な運動をすると、筋肉や筋膜が損傷し、痛みが出る。これが典型的なぎっくり腰だ。

■座りすぎが危険…リモートワークも要因

ぎっくり腰のなかで「最も痛みが強い」といわれるのが、椎間板に傷が入ることで起こるものだが。

「椎間板は背骨の骨と骨をつなぎ、クッションの役目をしている軟骨組織です。背骨が凝り固まっていると、多くある椎間板のうち、一部しか動かされません。すると、そこにばかり負担がかかり、傷ができて、裂けてしまうんです」

また、リモートワークなどでの“座りすぎ”も、ぎっくり腰の急増に影響している可能性がある。

「背骨は肋骨と接している範囲の動きが少ないのに対して、それ以外の首に近い部分や腰に近い部分の動きは大きく、その部分の椎間板に負担がよりかかりやすくなっています。特に、座っている状態は、腰の部分の椎間板に、常に圧力がかかる状態になります」

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