2021年11月11日 11:00
年代別“受診すべきがん検診”「40代は毎年肺がんと大腸を」
自治体検診の対象になっている「無料クーポンで受診できるがん検診」は、次のとおり。
■無料クーポンで受診できるがん検診
【20歳以上】
〈子宮頸がん〉検査方法:子宮頸部擦過細胞診/検診間隔:2年に一度
【40歳以上】
〈大腸がん〉検査方法:便潜血/検診間隔:毎年
〈肺がん〉検査方法:たばこを吸わない人・胸部X線、たばこを吸う人・胸部X線+喀痰細胞診/検診間隔:毎年
〈乳がん〉検査方法:マンモグラフィー/検診間隔:2年に一度
【50歳以上】
〈胃がん〉検査方法:胃X線、胃内視鏡/検診間隔:2年に一度
※無料で受けられるかは自治体ごとに異なります
「仕事をしている年齢では、男性に比べて女性のほうが圧倒的にがんの罹患率は高くなります。女性の場合、20歳を過ぎると子宮がんの罹患率が高くなるので子宮頸がん検診を。抵抗もあるかもしれませんが、将来の妊娠・出産に関わることなので2年に一度は受けることを推奨しています。また40代からは乳がんが急増するので、こちらも乳がん検診を2年に一度受けることを勧めます」
また50代を過ぎると胃がん、男女ともに肺がん、大腸がんに注意しなくてはならない。
「推奨できるのは大腸がんの便潜血検査。