2022年5月5日 11:00
当事者が明かす「要介護認定の裏側」訪問調査の注意点は?
排尿や排便時に介助を必要としているか。どの程度必要か。
【衣服の着脱】(2−10、2−11)
上衣やズボンの着脱時に介助を受けているか。どの程度必要か。
【記憶や認知機能の状況】(3−4、3−7など)
少し前のことを覚えているか、自分がいる場所を理解しているか。訪問調査のときだけ正しく答えられることもあるので、家族が日常の状況を把握しておく。
【日常生活は送れているか】(4−4、5−6など)
昼夜は逆転していないか、簡単な調理はできるか。
【会話能力に問題はないか】(4−5、4−15など)
しつこく同じ話をすることはないか、話は支離滅裂ではないか。
※()内は調査票の質問番号。
医師の意見書も、認定に大きく影響する。高齢者は内科や整形外科など複数の主治医がいることが多いが、生活実態をいちばん知っている医師に依頼しよう。
「医師のなかには、意見書をしっかり書き上げてくれる人もいれば、ほとんど白紙のような人もいます。真摯に対応してくれる主治医を見つけておくことが重要です」
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