ビューティ情報『近年急増中“鳥のフン害”が脳障害の原因になることも』

2022年10月24日 11:00

近年急増中“鳥のフン害”が脳障害の原因になることも

強風の日にその換気扇を止め、ほかの換気扇を使い続けた結果、逆流した空気に乗って、チリ状に飛散したフンが屋内に入り込んだとみられている。結果、施設の職員、利用者など12人が感染してしまったのだ。鳥のフンが原因と思われる健康被害はオウム病だけではない。

「クリプトコックス症やヒストプラズマ症などが挙げられます。特にクリプトコックス症は厄介な病気で、軽症であれば皮膚炎程度ですが、免疫力が低下した人が感染し、重症化すると脳脊髄膜炎になって、死に至ることも」(福士教授)

まさか、ハトのフンが脳障害をもたらすとは……。

前出の石橋さんは「鳥からうつる吸血性のダニの被害も多かった」と話す。

「最近は雨戸そのものがない家もありますが、以前よくあったのが、雨戸の戸袋にムクドリやスズメが巣を作ってしまったケース。これらの鳥に寄生しているのがトリサシダニで、戸袋のある部屋に寝起きしている子供などが、ダニにかまれて強い痒みを伴う皮疹が出たり、アレルギー反応を起こすという事案が数多くありました」

いったいどう対処すればいいのだろうか。
福士教授は「適正な距離を保つことが大切」と話す。

「原則として、鳥のフンに近づかないことです。

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