2023年1月19日 15:50
市場を席巻する1000円超えシャンプーが持つ安い商品との決定的な“違い”
(写真:PIXTA)
「“シャンプーといえば、数百円”、そんな認識が変わりつつあります。ドラッグストアなどに並ぶシャンプーは、千円を超えるような、ちょっと高い商品が大人気なのです」(美容誌ライター)
現在、ドラッグストアやバラエティショップのシャンプー売り場を席巻するのは1500円ほどの商品たち。このようなシャンプーは脇に追いやられた従来のシャンプーと何が異なるのだろうか?毛髪診断士で、スカルプケアリストとして1万5千人以上の髪の悩みを解決してきた田村マナさんは、高価格シャンプーの特徴を次のように説明する。
「シャンプーの価格を左右するのは、汚れを落とす成分である界面活性剤の質です。
安いシャンプーに含まれる界面活性剤は、汚れを落とす際に油分も落としすぎてしまうので、頭皮が乾燥してしまいます。一方、今人気の高価格帯のシャンプーでは、界面活性剤の質が改善されており、頭皮に負担をかけず、潤いを残したまま汚れを落としてくれるのが特徴なんです」
特に、髪の悩みが増えてくる50代以上の女性にとって、頭皮の乾燥は大敵だ。
「髪の毛の質は、髪を作り出す頭皮の状態によって左右されます。洗浄力の強すぎるシャンプーで洗っていると頭皮が乾燥してボロボロになり、頭皮の老化も進みます。