ビューティ情報『発がんの可能性ある食品添加物5 ハム、ガム、エナジードリンクにも』

2023年8月9日 06:00

発がんの可能性ある食品添加物5 ハム、ガム、エナジードリンクにも

微量でも遺伝子変異を引き起こし、がんになることがあるからです」

国際がん研究機関は’15年にも、ハムやソーセージなどの加工肉を「発がん性がある」と分類した。

「加工肉によく使われる亜硝酸ナトリウムは、肉に含まれるアミンと結合し強い発がん性を持つニトロソアミン類に変化するからです。これと比べるとアスパルテームの科学的根拠は弱いので“発がんの可能性”に分類されるのでしょう。とはいえ“疑わしきは食べない”のが賢明です」(渡辺さん)

■身を守るために原材料表示をよく見て

渡辺さんは、食べてはいけない添加物はほかにもあるという。

「タール色素は動物実験などで発がん性が確認されています。また、防カビ剤はもともと農薬として使われていたもので、危険性がかなり高い。これらは食べてはいけません」(渡辺さん)

■食べてはいけない食品添加物

<亜硝酸Na>

理由:毒性が強く、肉や魚卵に含まれるアミンと結合すると、発がん性を持つニトロソアミン類に変化
おもに含まれる食品:ハム・ベーコンなどの加工肉、明太子・たらこなど

<タール色素>赤色102号、黄色4号、青色1号など12品目

理由:12品目すべてが、動物実験の結果や化学構造から発がん性の疑いあり
おもに含まれる食品:福神漬け・紅しょうが、たくあん、グリンピース缶など

<防カビ剤全般>OPP、OPP-Naなど

理由:OPPやOPPナトリウムの発がん性は、動物実験で確認済み
おもに含まれる食品:グレープフルーツ、レモン、オレンジなど

<人工甘味料>アスパルテーム、アセルスファムK、スクラロース、サッカリンNa

理由: アスパルテームは、脳腫瘍を起こす可能性や、白血病やリンパ腫を起こすなどの指摘もされている
おもに含まれる食品: ガム、ダイエット飲料、缶コーヒー、ダイエット甘味料など

<安息香酸Na>

理由:ラットに一定量を与える実験で、けいれんや尿失禁などを起こして死に至る強い毒性あり。

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