幸せな人生は筋トレで決まる? 医学博士の新刊『筋トレスイッチ』
するかしないかが人生の分かれ道女性のための筋トレの重要性と筋トレメニューを解説している新刊『筋トレスイッチ』が発売された。同書には「するかしないかが人生の分かれ道」という副題がつけられており、出版社は草思社、四六判、224ページ、定価は1,650円(税込)となっている。
著者は筑波大学人間総合科学学術院教授で医学博士、大学ではヘルスプロモーション分野を担当する久野譜也(くのしんや)氏である。同氏は筑波大学発ベンチャーのつくばウエルネスリサーチ代表取締役社長でもある。
筋肉は老化の宿命に逆らうことができる脳や心臓、肺、胃や腸、肌など、人体にはさまざまな臓器があるが、残念ながらどの臓器も年齢とともに衰えていくことになる。ただ、この宿命に逆らうことができる臓器があるという。久野氏は「筋肉だけは、どんなに歳をとってもトレーニングをすることで量を増したり機能を高めたりすることができます」と語る。
筋肉を鍛えれば、疲れにくい体になって、階段で息切れしにくくなり、ハリとしなやかさのある肌の維持、脂肪が燃えやすくやせやすい体になるとしている。
また、介護予防にも役立つ。
これまで著者は中高年の女性のトレーニングをフォローしてきており、女性たちが輝きを増し美しくなっていく様子を目の当たりにしている。