女性にも多い痔はセルフケアで対処できる 専門医監修の新刊
診療実績が豊富な寺田俊明医学博士監修11月7日、痔の対処法を解説している新刊『いぼ痔・切れ痔・痔ろう 痔トラブルの治し方』が発売された。A5判、160ページ、発行はGakken、定価は1,650円(税込)である。
医療法人社団俊和会理事長で寺田病院院長、日本外科学会認定医・専門医、日本大腸肛門病学会専門医・指導医・評議員、日本臨床肛門病学会専門医・指導医・評議員、医学博士の寺田俊明氏が監修を務めている。
痔トラブルケアの市販品・出血シートも収録四足歩行の動物たちとは異なり、二足歩行の人間の肛門は心臓より低い位置にある。下半身や肛門付近はうっ血しやすくなり、肛門括約筋が発達しているため、いぼ痔などになりやすい。また、現代人は生活習慣や毎日のストレスから痔になりやいといえる。女性の場合、妊娠や出産がきっかけになることもある。
痔という疾患は人に相談しづらいため、人知れず悩みを抱えている人が多い。
できれば医療機関にかからず、自分でなんとかしたいと思うのも人情であり、それでも痔で受診する人は、1日に1万人以上だとされる。
寺田俊明氏は「ほとんどの痔はセルフケアで対処できます」と語っており、新刊では、代表的ないぼ痔、切れ痔、痔ろうの自分でできる対処法やトレーニング、生活習慣改善のアドバイスをイラストとともにわかりやすく解説。