2014年9月26日 08:00
脂肪を蓄積する犯人発見? 隠れ肥満の原因解明に第一歩
この研究成果はNature Communicationでオンライン公開しています。
この研究ではMincleを活性化する結核菌由来糖脂質を投与しただけでラットにおいてCLSが形成し、耐糖能も低下することを示しています。
今後、人でMincle活性化分子を発見できれば内臓脂肪型肥満発生に関する分子的機構が分かる可能性があり、メタボリックシンドロームの治療戦略の開発に繋がるとしています。
また、欧米人に比べて、日本人は肝臓の脂肪蓄積をきたしやすいことが知られています。Mincleに関する研究が進めば、この違いに関しても説明が可能になるかもしれないとのことです。
【参考】
・東京医科歯科大学プレスリリース
http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20140919.pdf
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