ビューティ情報『真皮の空洞化と汗腺の加齢による関係を、資生堂が発表』

2016年7月3日 13:00

真皮の空洞化と汗腺の加齢による関係を、資生堂が発表

真皮の空洞化と汗腺の加齢による関係を、資生堂が発表
真皮の空洞化はたるみの原因になる真皮が空洞化している部位では、汗を分泌する器官である「汗腺」が著しく委縮している、と資生堂は2016年6月28日に発表。世界で初めての発見だという。

年齢を重ねるにつれて皮膚の真皮がなくなり、そこに脂肪が付いてしまうという真皮の空洞化を見つけ、空洞化している人ほど顔がたるんで見えることを明らかにしてきたが、その原因はこれまでは不明。

真皮空洞化を防ぐには「汗腺の委縮」がカギになることが今回判明し、さらなるスキンケアへの応用を目指す。

皮膚解析技術を使い研究今回、長年培ってきた皮膚解析技術を応用。体・物の内部を立体的に観察できる技術であるX線-CT(Computed Tomography: コンピューター断層撮影装置)を使い、皮膚の内部の細かい構造を三次元で解析することに成功。

加齢に伴い真皮が空洞化している部位では、「汗腺」が著しく委縮していることを発見。真皮の空洞化と汗腺の委縮の部位が一致することから、真皮の空洞化に汗腺の萎縮が関係していると分かった。


年齢によって、汗腺の位置に変化がある汗腺は真皮の深い部位にあり、そこで分泌された汗が導管を通って肌表面へ送られる。

新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.