ビューティ情報『今回のテーマは、結核【イケドクOL診療所】』

今回のテーマは、結核【イケドクOL診療所】

という診断がなされ、「肺結核」という正しい診断が遅れたことでした。症状だけでは結核と診断するのは大変困難であり、街のクリニックにおいて、初診時から結核を疑って検査をするというアタマになりにくいのも事実です。感染しているかの診断には、従来からのツベルクリン反応検査(皮内注射して48時間後に判定)、または、最近では血液検査によるクオンティフェロン検査が用いられます。また、発病しているかの診断には、レントゲン・CTなどの画像検査、喀痰検査(スライドにひいて顕微鏡でのぞいたり、培養したり、遺伝子検査をします)があります。
結核は不治の病ではありません。複数の内服薬で治すことができます。発病してしまい、他の人に伝染する可能性のある(排菌している)患者さんは、残念ながら2カ月強の入院加療を要しますが、排菌していない患者さんの場合は通院で治療が可能です。自己調節せず、決められた量をきちんと内服することが肝要です。
また、乳幼児・小児期のBCG接種はこの時期の感染予防に有効です(効果は10年強とされています)。【PROFILE】
お名前(ふりがな):松本昌和(まつもとまさかず)先生
専門科:腎臓内科
年齢:35歳
勤務先:御徒町腎クリニック
好きな女性のタイプ:ショートカットが似合う人
初デートに連れていく場所は?:おいしいご飯が食べられるところ。

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