『ウーマン・オブ・ザ・イヤー2024』 大賞は10年以上にわたって女性の健康課題に取り組み、 治療・啓発を行ってきた産婦人科のスポーツドクター能瀬さやかさん
トークセッションでは、男女雇用機会均等法が制定される前から技術職としてキャリアを築いてきた長谷川さんが感じた働きやすさや環境の変化について話しました。「当時は、もしかしたら今も一部ではそうかもしれませんが、登用したという数字が重要で、女性の意見は求められませんでした。その違和感があり、社長になった時にこの組織の変なところを変えるのが自分のミッションだと思いました」と語り、「目の前に現れたチャンスは掴み取ってください。必ず道が開けると思います」と力強く呼びかけました。
なお、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2024」を含め、「WOMAN EXPO 2023 Winter」各セミナーの模様は11月27日(月)からアーカイブ配信にて視聴できます。詳しくは「WOMAN EXPO 2023 Winter」公式サイトをご確認下さい。
「WOMAN EXPO 2023 Winter」公式サイト
https://events.nikkeibp.co.jp/woman/2023w/
♦「ウーマン・オブ・ザ・イヤー 2024」受賞者♦
【大賞】日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター
国立スポーツ科学センター産婦人科医 能瀬さやかさん
2012年に内科医として国立スポーツ科学センターに勤務し、日本代表の女性アスリートの多くが無月経や月経不順などの婦人科系疾患を抱え、指導者も含めて低用量ピルなどの正しい知識を知らず、誤った認識を持っている実態を明らかにした。