エンジンオイル販売は前年比8%増、バッテリー販売は2%増 -2024年上半期 タイヤ・エンジンオイル・自動車用バッテリーの販売動向-
夏タイヤの平均価格は店頭では11,021円と前年から5%上昇し、インターネットでは10,045円と6%上昇した。その結果、夏タイヤの数量前年比は前年を下回ったものの、金額ベースでは店頭、インターネットともに前年並みを維持した。夏タイヤをサイズ別にみると、14インチ以下が数量前年比13%減と不調で(図1)、155/65/14では同12%減、155/65/13では同40%減であった。その一方で、17インチ以上では数量前年比2%増とわずかながらも前年を上回り、特に235/50/18では同38%増、225/55/18では同48%増と著しい伸長を見せた。
【オールシーズンタイヤ】
オールシーズンタイヤの2024年上半期の数量前年比は全体で34%減と大幅な減少となったが、店頭販売では同11%増と二桁成長を見せた(図2)。特に北関東と首都圏で販売が伸びており、数量前年比はそれぞれ19%増、21%増に至った。これは2月の降雪による影響が大きく、北関東、首都圏では前年同月の1.6倍を超える規模となった。
【エンジンオイル】
2024年上半期の販売量前年比は8%増と堅調であった(図3)。店頭では同9%増であったものの、インターネットでは同5%減と低調であった。