ビューティ情報『休止期脱毛症を対象としたミノキシジル5%配合外用剤の 発毛効果に関する治験を開始』

2022年3月16日 11:00

休止期脱毛症を対象としたミノキシジル5%配合外用剤の 発毛効果に関する治験を開始

大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、ミノキシジル5%配合外用剤(ミノキシジル、他6種の有効成分配合)を用いて、休止期脱毛症を対象とした治験を本邦で初めて開始しました。

頭髪の生え変わりのサイクルは、毛髪が伸びる成長期(2~6年)から退行期(2~3週間)を経て、成長が完全に止まる休止期(3~4か月)に分類されます。通常状態では、休止期から成長期に移行する際に毛が抜け、新たな毛が生えると考えられており、成長期毛は全毛髪の90~95%、休止期毛は5~10%、退行期毛は僅かに存在し、1日平均50~70本程度が抜けることが知られています。

休止期脱毛症は、成長期の毛髪が通常のサイクルよりも短期間で休止期に移行してしまう脱毛の総称です。休止期脱毛症の病態は十分に解明されておりませんが、身体的に強く消耗した状態である熱性疾患罹患後、大手術後、出産後、過激なダイエット、極度の心身ストレスなどを契機として大量の脱毛を認める疾患であり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患後に認める脱毛の多くは休止期脱毛症の一種であると考えられています。これらの誘因となる事象発現から2~3ヶ月後に異常な抜け毛が発現し、休止期毛の比率が25%以上に増加すると報告されています。

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