レンドルミンの効果と副作用【不眠症で眠れないあなたの睡眠薬辞典】
レンドルミンを飲んでる人、処方された人必見。レンドルミンの効果、副作用や注意点など、すべて解説します。
■薬の効果
レンドルミンは、不眠症の治療に用いるお薬です。服薬後早期(通常15~30分)に催眠作用が出現するため、とくに入眠困難を訴える神経症に伴う不眠には効果的で、半錠(0.125 mg)で十分な場合もあります。
レンドルミンは持ち越し効果(服用翌日まで睡眠薬の影響が残ってしまうこと)も弱いため、高齢者にも比較的用いやすくなっています。
レンドルミンのような短時間作用型の睡眠薬は、少量での使用では服薬中に日中の不安症状がみられることがありますが、これは昼間に薬剤が消失している過程で退薬症状(依存しやすい薬物を長期間使用して、急に服用を中止したり、減量した時に起こる症状)として出現するものです。
■用法・用量
不眠症に対して、本剤0.25 mg就寝前(適宜増減)。
■主な副作用や注意点
重症筋無力症や急性隅角緑内障の患者への投与は禁忌です。呼吸機能の低下している患者への投与は炭酸ガスナルコーシス(高炭酸ガス血症により意識障害などを伴う病態)