「世界と日本」仕事中の眠気への対処方法に違いあり!
日中、仕事中であっても眠くなるのは世界共通。欧米では、眠気対策として昼寝時間が容認されているケースもある中、日本でも各企業で昼寝制度が導入されるなど、昼寝についての考え方が一新されつつあります。
しかし、そもそも海外の人たちとは根本的に、眠りの取り方に違いがあるようです。
海外では仕事中の眠気、どう対処している?
仕事中にうとうとと居眠りをしてしまいそうになるのは日本人だけではありません。アメリカの会社員も当然うとうとすることはあります。
北米では、そんな職場での居眠りが、「戦略的仮眠」として扱われ、専用の部屋が用意されているケースもあるそうです。その目的は、疲労が原因で起きる劣悪労働を避けるためだといわれています。
日本でも、2003年に旧・産業医学総合研究所(現・労働安全衛生総合研究所)が、睡眠不足の場合やシフト制勤務の場合には、短い昼寝を挟んだほうがいいと勧めています。
このようなマネジメントの一つとしての戦略的仮眠は、居眠り運転の防止にも役立っているようです。
欧米と日本の仮眠の取り方の違いとは
ところで、この欧米と日本の仮眠ですが、似ているようで少々異なる点があるようです。