あなたはうつぶせ派? 仰向け派? 睡眠の体勢はどっちがいいのか
うつぶせの姿勢は、腰痛に悩んでいる人に良いようです。お腹を下にして眠ることで、背骨や背中全体へ体重がかかるのを防ぐことができるため、睡眠どきの腰への負荷が軽減されるというわけです。
また、うつぶせの姿勢の方が、睡眠時の呼吸をするには良いという考え方もあるようです。舌が喉をふさぐということがなく、気道が確保されやすいためです。そのため、睡眠時無呼吸症のいびきや、寝覚めがすっきりしない、眠っても疲れが取れないといった症状の軽減にうつぶせ寝は効果があると言われています。
でも結局はみんな睡眠中はいろんな姿勢をしている!
いかがでしたか?特に意識していなかった人も睡眠どきの姿勢が気になりはじめたのではないでしょうか。でも結果的には、どちらの体勢も「アリ」なのです。なぜなら、私たちは睡眠中に何度も寝返りをうつからです。
長時間同じ姿勢で寝ていると筋肉が硬直し温度調節なども必要になるため、うつぶせや仰向けの状態を維持できないのです。
何より私たちは睡眠どきの姿勢を思った通りにコントロールすることはできませんよね。眠っているうちに、体勢が変わるのは自然なこと。
もし姿勢が定まらず落ち着いて眠れないときの参考程度に、お役立て下さい。
photo by wideeyedwonders
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