脳が活性化されて目が覚める画期的な方法があります。東北大学が行った脳の実験によれば、音読や単純計算は脳の活性を高めることが分かっています。
脳のウォーミングアップにもいいといわれていることから、朝、声を出して新聞を読んだり、単純計算に頭を使ったりすれば、眠気もスッキリ覚めそうです。
音読と単純計算が脳を活性化する!
健常小学生を対象に行われた心理研究において、単純記憶や迷路などをさせる前に、音読や計算をさせると、より成績がよくなったといいます。つまり、音読や計算は脳を活性化させるために役立ったということです。
勉強を始める前に、音読や単純計算をする時間を5分だけでも取ってウォーミングアップをすることで、勉強がはかどり、学習効果も高まるというわけです。
これを大人の生活に応用すれば、仕事前の音読や単純計算は、眠気も覚めて脳の活性化が促されることから、仕事の能率も向上しそうです。
複雑な計算と単純な計算、どっちが眠くなる?!
ところで、本などを音読しているときや、単純な一桁の足し算などの計算問題を解いているときは、脳の前頭前野を含む、脳全体が活性化することが実験によって分かっています。