規則正しく朝食をとることが、元気に脳の活発な活動をすることに影響を与えることはよく知られています。ですが、朝食をとることはそれだけでなく、快眠にもつながるというのです!
朝食をとると楽しい1日と快眠を実現
メラトニンが眠気を誘発するホルモンであるのはよく知られていますが、メラトニンはトリプトファンを原料に、セロトニンを経てつくられます。
トリプトファンは必須アミノ酸ですが、体内でつくれないので、食事から摂取するしかありません。セロトニン神経が活性化されることでセロトニンの分泌量が増えます。
セロトニン神経が活発化されると、精神安定、鎮痛・鎮静などの効果があります。朝食にトリプトファンが多く含まれた食品をとり、セロトニンが増えれば精神安定作用でイライラせず、やる気に満たされ、楽しい1日を送ることができます。
そして夜にはセロトニンが睡眠ホルモンであるメラトニンに変わり、熟睡することができるのです。
メラトニンが分泌されるのは14時間後
眠りたいなら、夕食にトリプトファンをとれば良いのではないかと思ってしまいますが、やる気に満ち溢れた1日を送るためにも、朝食で摂取した方が良いでしょう。