それはもしやレム睡眠行動障害? ストーリーのある寝言に注意!
通常の睡眠では、レム睡眠=浅い睡眠とノンレム睡眠=深い睡眠が、一晩で交互に繰り返されると言われています。この2つの睡眠のうち、夢を見るのはレム睡眠の時だけです。
このレム睡眠時に限り、睡眠時随伴症(睡眠中に生じる望ましくない行動)を起こしてしまうことを「レム睡眠行動障害」と呼ぶのだそうです。最近では、50歳以上の男性によく発症する睡眠障害として注目を集めています。
診断基準と治療方法
レム睡眠行動障害かどうかの診断は、一般的に次の基準で行われています。
1.筋肉の抑制を伴わないレム睡眠がある。
2.次のどちらかの1項目が該当する。
・怪我をするほどの睡眠中の激しい行動。
・睡眠ポリグラフ検査中にレム睡眠時異常行動がみられる。
3.レム睡眠時にてんかん性の脳活動がみられない。
4.他の病名では説明することのできない睡眠障害である。
治療方法は、薬物療法と非薬物療法の2つが存在します。非薬物療法は睡眠環境の改善や、家族関係の見直し、ストレス解除、飲酒制限などが行われているそうです。もしも、まわりに睡眠中に異常行動をとる人がいたら、すぐにお医者さんに相談しましょうね!
Photo by Adrien Leguay
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