などと同じカテゴリーの睡眠障害です。
通常、レム睡眠時は手足の筋肉の緊張がゆるんでいるので、体は動かないはずですが、この障害の場合には、何らかの原因で異常行動を起こすといわれています。
笑うだけでなく、夢の内容に応じて、殴る蹴るなどの暴力的な行動を起こしたり、ベッドから転落して打撲したりなど、実際のケガにもつながることから問題視されています。
レム睡眠行動障害の原因とは?
このレム睡眠行動障害には、はっきり原因の分からない突発性のものと、病気によって起きるものがあるといわれています。原因となる病気には、神経変性疾患、頭部外傷、脳炎、髄膜炎などの頭部の炎症性疾患があるそうです。ときには、アルコールや睡眠不足、薬剤が引き金になることもあります。
異常行動を起こす際には、夢を見ていることが多いようですが、レム睡眠と夢を見ていることは、別のメカニズムだということが現在の研究では分かっているようです。
自分ではなかなか気づかないこの睡眠障害。
家族にきざしが見られたり、自分が人から指摘されたりしたら、一度お医者さんに相談することをおすすめします。Photo by lauren rushing
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