冬の快適な睡眠対策、間違ってない? ポイントを押さえてあったか快眠!
ですから、厚着をしないぶん掛布団を増やすよりも、敷布団に注目してみるのはいかがでしょう。寝床内の熱のほとんどは、敷布団を通して逃げていくからです。
たとえば、冬場は敷布団をもう一枚敷きます。また、その上にタオル地や保温効果の高い敷パッドをするのも、一つの手。これまで気づかなかった温かさを感じさせてくれるでしょう。
重ねて使うから、素材はどれでも一緒!?
「とにかく、何枚も重ねれば寒さはしのげる!」、そう思っていませんか?快適な睡眠のためには、先に述べた温度と湿度が大切。寝具は、その条件を作る重要な要素です。それぞれの特徴をよく知って利用しましょう!
○天然素材の綿毛布は、眠っている間にかく汗や湿気を吸い取ってくれるので、そこまでは快適なのですが、一旦吸ってしまうと保温性が落ちてしまいます。
○純毛のウール毛布は、汗や湿気を吸着すると熱を発生させ、吸湿発散性、保温性のバランスがいいとされています。
○合成繊維のアクリル毛布は、肌触りが温かで気持ちがいいのですが、汗を余り吸収しません。それで、蒸れやすくなります。
○羽毛布団は、保温性に優れています。上下裏表をローテーションで使うと、保温性を保ち、長持ちするそう。