電気毛布はぐっすり眠れない原因!
冬は身体が冷えてしまう季節。電気毛布を利用すれば、ぐっすり眠れるというイメージをお持ちの人もいるかもしれません。でも、使い続けていると眠りの質が下がってしまうという説も。
寝床の温度は、高くても低くても眠りの質を下げてしまうと言います。厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014」によると、高温すぎる環境はノンレム睡眠を妨げてしまうようです。
ノンレム睡眠は、成長ホルモンの分泌と心身の疲労を回復させる効果があると考えられています。つまり、電気毛布を使ってしまうと、心や身体の疲れが取れなくなってしまう可能性があるんです。
急激な体温の上昇は眠りの妨げになる
快適な睡眠が期待できる布団の温度は33度前後と言います。
ただし、電気毛布は体温よりも少し高めに設定されていることも少なくありません。つまり、眠るには温度が高過ぎるということなんです。一時的に冷えた身体を暖めるにはいいのですが、つけっぱなしで寝ると身体を暖め過ぎてしまい、眠りの質が下がってしまいます。
少し体温が上がった後、身体から熱を放出して、ストンと落ちたときに眠りに入っていくようです。