(1)睡眠時無呼吸症候群
(2)ナルコレプシー
それぞれ、どのような睡眠障害なのか解説していきたいと思います。
(1)睡眠時無呼吸症候群
これは睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまうため、酸欠状態になって深い睡眠をとることができず、睡眠不足になってしまう病気です。たとえ8時間の睡眠時間をとっても、睡眠の質が著しく低下しているため疲れがとれません。よって昼間の眠気が発生します。
ナルコレプシーってなに?
(2)過眠を引き起こす病気のうち「脳の中の睡眠を調節する機構がうまく働かず、日中に強い眠気が出現するもの」の代表的な睡眠障害がナルコレプシーです。
具体的には、脳内でヒポクレチンまたはオレキシンと呼ばれるたんぱく質(これらは覚醒状態を続ける働きをする)をつくりだすことができなくなって起こる病気と考えられています。
どちらにせよ、「自分はナルコレプシーかも……」などの勝手な自己判断は禁物です。当てはまる症状や昼間の眠気がある場合は、一度お医者さんに相談してみましょう。
Photo by ChRiS Lu
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