運動をしていない人は睡眠不足になるリスクが高い!?
それは、脳の海馬という部分にも影響が及ぶとのこと。不眠につきものなのがうつ病のリスクですが、うつ病患者の多くがこの部分の体積が少ない傾向があるとされています。
ところが運動は、抗うつ剤や電気けいれん療法などと並んで、海馬の神経新生を促進させ、体積を増やすのだそうです。
ただ、これはまだ研究段階に過ぎないのですが、もしこれが事実だとすれば、運動が薬そのものにもなるということかもしれません。
20分でもOK!あなたなりの運動でぐっすり睡眠を
「ただでさえ睡眠不足できついのに、このうえ運動のための時間を作るなんて……」と思いますか?忙しい毎日をおくる人にとって、そんな暇はないように思われるかもしれませんね。
でも、週に少なくとも20分の活動があると、心理的な苦痛リスクは低減できるそうです。
20分間なら、仕事の行き帰りの時間、ちょっとした小走り気味で歩いたりすれば、普通に歩くより運動になりますよね。他にも、家の中で思いっきり手足を動かして体操したり、その場でランニングみたいなこともできます。
ちょっとした工夫で、あなたの心もリフレッシュして、ぐっすり眠れるようになるかもしれません。