プラネタリウムで快眠!? 睡眠不足は満天の星で解消しよう
パソコンによるブルーライト、夜でも明るい街並み……。現代人の生活は光であふれています。強い光を浴び続けることによって、体内時計(ボディクロック)は狂ってしまいがち。現代人の睡眠不足を解消するために、満天の星を自宅で体感できるプラネタリウムが今注目されています。
満月くらいの明かりがちょうどいい?
満天に輝く星。特に冬は空気が澄み切っていることから、星がきれいに見えます。実は、そんな星空の下で暮らしていると、健康に良い効果が期待できることをご存知ですか?
電気や下水道のないヒマラヤの村で、村民を対象に健康調査が行われたそうです。ほとんど電気が通っておらず、医療も不十分な村落。
「さぞ病気の人が多いのではないか?」という当初の仮設に反し、心筋梗塞や脳梗塞の人の割合は全村民のわずか3%だったそうです。
ヒマラヤの村民は、「暗くなったら寝る」という昔ながらのライフスタイルだそうです。村にほとんど電気が通っていないので、夜は星空の下で眠りにつけるんです。そのため、免疫力を活性化するメラトニンが分泌されやすくなり、生活習慣病の罹患率が低いのではないかといわれています。
本来、メラトニンがもっとも分泌されやすい夜の明るさは0.2ルクスだといわれています。