痩せているのになぜ? 小顔が睡眠時無呼吸症候群の原因に!
夜に熟睡感がなく、昼間に強い眠気と倦怠感を覚える人が多いといわれています。
睡眠時無呼吸症候群が一般的に知られるようになったきっかけは、2003年の山陽新幹線運転士の居眠り事故でした。不眠によって、集中力・注意力が低下することは数々の睡眠に関する研究で指摘されています。そのため、日常生活に支障をきたしてしまう人も少なくないのです。
不眠の症状を抱えている人は、勤務中の眠気から作業効率が4割低下するという研究もあります。また、交通事故を起こす割合も、1.4倍になるそうです。運転中に強い眠気に襲われれば、命を落としてしまう可能性もゼロではありません。
「睡眠時無呼吸症候群かも」と思ったら?
『中年メタボ男性の病気』と思われていた睡眠時無呼吸症候群が、痩せている小顔の人にも起こりうるということについて、意外に思った人は多いのではないでしょうか?では、「睡眠時無呼吸症候群かも」と思い当たる節がある場合は、1人で悩まずに、お医者さんに相談してみてください。
睡眠中のいびき、呼吸停止、昼間の耐え難い眠気は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるかもしれません。「たかがいびきで病院に行くなんて」と軽く考えないことが大切です。