このノンレム睡眠とレム睡眠の1ユニットのことを「アンカー睡眠」と呼び、1時間半がちょうどいい1つのサイクルになります。つまり、身体にとって最適な睡眠のリズムが1時間半だというわけです。
看護師さんにとっては、休憩時間の2時間は貴重なもの。この間に、きっちり仮眠をとりたいものですね。
夜勤勤務者の睡眠の取り方
看護師の夜勤においては、夜勤中の休憩だけでなく、勤務を終えてから次の勤務までの時間が十分にとれないことも問題視されています。
たとえば、8:30~17:00までの日勤の後、7時間ほどで、0:00~9:00というシフトの深夜勤に入るという場合です。
勤務と勤務の間は、最低12時間は確保するべきだという見解もあり、夜勤そのものだけでなく、シフトの組み方にも工夫が必要です。
睡眠の状況によって、健康が危ぶまれるだけでなく、業務中のヒヤリ・ハットにも影響があるという夜勤勤務者。
ぜひ2時間休憩はしっかりと仮眠をとって過ごしたいものですね。