その結果、眠りの質が落ちてしまうということのようです。
また、うつ伏せ寝は、治療法の一環として介護の現場でも導入されています。寝たきり患者を防ぐために、腹臥位療法という治療法が普及しているんです。
これは、寝たきりの人や食事や排せつ機能が落ちている人を、うつ伏せにして15分から30分程度寝かせるという方法です。
腹臥位療法も、胃腸の働きや排せつを助けるといいます。ただし、骨折や窒息のリスクがあるので、高齢者が行う場合はムリな力をかけないようにしましょう。
うつ伏せ寝で長生きしよう
うつ伏せ寝は、朝起きたときにうつ伏せである必要はないようです。人間は寝返りを打つため、自然と寝る姿勢が変わっていることがあるからです。
睡眠時間はたっぷりあるはずなのになぜか眠れないとお悩みであれば、寝る姿勢を工夫するのもいいかもしれません。うつ伏せ寝をマスターして、健康な身体で長生きを目指しましょう。