睡眠不足が事故を招く! 見逃せない影響について徹底リサーチ
満足に眠れないと、翌日は頭がボーっとして、勉強や仕事が手につかないという経験をした人は多いと思います。でも、実際にそれは実験や研究で証明されていることなのでしょうか? 今回は睡眠と安全にまつわる実験に迫ります!
睡眠不足は安全に影響をもたらす?
睡眠と安全。一見、関係なさそうに見えるこの2つですが、実は深い関係があります。睡眠不足の状態だと、いかにミスを起こしやすいか、危険を招きやすいかといったことを証明する実験があるのでご紹介したいと思います。
実験には2つの方法があります。1つは「断眠実験」で、睡眠不足の状態でのパフォーマンスを評価するというもの。もう1つは「睡眠延長」で、好きなだけ睡眠をとった上で自然に目覚め、脳が活動状態になるまでの時間を測定するというものです。
さらに詳しく2つの実験方法について紹介します。
断眠実験とは?
断眠実験は全く眠らない状態か、または一部の睡眠を断った部分断眠状態でのパフォーマンスを評価するものです。1日の睡眠時間の基準値は7~8時間とされていて、部分断眠の実験では4~5時間の睡眠で行われることが多いと言われています。
多くの断眠実験で通常時と比べてパフォーマンスが悪化するという結果が出ているそうです。