睡眠不足に強い人は勝ち組? 負け組? 健康への影響を考える
週末に寝だめは、忙しい現代人にとっては欠かせない行事のようなものかもしれません。でも、寝だめをした後に、なんだか逆に疲れていたり、ストレスを感じるなんてことはありませんか? それにはちゃんとした理由があるようです。
睡眠時間の調査結果
1日に必要な睡眠時間は人によって異なると言われています。実際に睡眠時間の調査をすると、約3時間という人から約10時間という人まで、その差はなんと7時間もあるのだそうです。
1日3時間しか寝ていない人は、とても濃い人生を送っているように思いますが、本当のところはどうなのでしょうか? ある研究によると、健康に生活するための睡眠時間の個人差は2時間程度が限度と言われているため、7時間は開きすぎだと考えられています。
ということは、3時間睡眠の人は「毎日が寝不足状態」だと言えるのかもしれません。
睡眠不足の影響は?
生活時間調査のデータを見てみると、おもしろいことがわかります。日本人は週末に寝だめをよくしているということが一目瞭然。
でも、寝だめはホルモンやインスリンの分泌量などの関係で睡眠不足の解消には不十分だと考えられています。
大半の人が平日は睡眠不足の状態で、週末に寝だめをして取り返そうとしている現状。