金縛りを体験したことはありますか?金縛りといえばオカルト現象を連想する人もいるようですが、そもそも金縛りとは何なのでしょうか?今回は、金縛りの原因や対処法などをご紹介します。
金縛りは睡眠障害の一種
金縛りは睡眠障害の一つで、睡眠まひとも言われています。疲れているときや眠りの浅いときに起こりやすく、夢を見ているときの状態に近いそうです。しかし、夢を見ているときとは違い、起きているときと同じ脳波が出るのだとか。金縛りにあった人が、夢とも現実とも区別がつきにくい体験を語るのはそのせいかもしれません。
また、金縛りになると胸が苦しかったり、息ができなくなったりします。眠りが浅いときには心拍数や呼吸が乱れることが多く、それによって胸を押さえつけられているような幻覚が生み出されているのではないかと言われています。
金縛りになる原因とは?
なぜこんなことが起きるのでしょうか?鍵はレム睡眠とノンレム睡眠のバランスにあるようです。
通常の眠りはノンレム睡眠からレム睡眠と続き、交互に繰り返されますが、まれに逆になり、レム睡眠から始まってしまうケースがあるそうです。覚せい状態のレム睡眠で入眠すると、夢を現実と勘違いして脳内が混乱するらしいのです。