聴くと元気が湧いてくるような音楽もあれば、ゆったりとくつろいだ気分になるものもあります。
ですから、音そのものは脳にとっては刺激となって活性化させるものですが、正しく活用すれば睡眠の妨げになる交感神経のスイッチをオフにして脳をリラックスさせることができます。これによって脳波を、よくいうα波という波長に変えることができるのです。
つまり、音楽は睡眠そのものには妨げとなるものの、眠りに入りやすくする手助けはしてくれるということなのです。
音楽を正しく活用、眠りを誘う音楽はこれ!
疲れた脳や神経を鎮めてくれる音楽とはいったいどんなものなのでしょうか? 40デシベル以上の音で寝付きは悪くなるとされています。
置き時計の秒針音は20デシベル、ささやき声は30デシベル、普通の会話は60デシベル位になるそうなので、これを参考に音楽のボリュームを調整してみてください。
また、歌詞が入っていると脳を刺激してしまいますので歌詞のないものを選びましょう。極端な高音・重低音がない、単調でゆっくりとしたものを選ぶのも大切なポイント。
波の音や小川のせせらぎのようなものもいいそうです。
さて、ここまでで少しリラックス状態に入れたでしょうか?ちょっと眠くなってきたら音を消すこともお忘れなく!タイマーを活用するのも一つの手かもしれませんね。
Photo by Robert McLane
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