子どもの頃は何も考えなくても眠れていたけれど、大人になるとだんだん眠れなくなったという人は少なくないかもしれません。これは世界を見てもそうなのでしょうか? 今回は、各国の睡眠時間などを調べてみました。
1位はフランス、日本は?
2009年に経済協力開発機構(OECD)が各国の平均睡眠時間を調査しました。今回は、その結果から私たちの適正睡眠時間について考えていきたいと思います。
1位は9時間弱のフランス。その後のランキングは、アメリカ、スペイン、ニュージーランド、トルコ、オーストラリア、カナダ、ポーランド、フィンランド、ベルギー、イギリス、メキシコ、イタリア、ドイツ、スウェーデン、ノルウェー、日本、韓国と続きます。
日本は18か国中17番目で、8時間弱。1位のフランスと比べると1時間も短いということがわかりました。
昔と比べて日本人の睡眠時間は減っている
世界で比べても睡眠時間が短い現代の日本人ですが、昔の日本人と比べても減ってきていると言います。NHKの1960年の調査と比べると、1時間ほど短いのだそうです。
また、ある調査によると、赤ちゃんの頃の睡眠時間も世界と比べて短いという結果がでています。