日頃慣れていない姿勢で眠ると、寝苦しかったり落ち着けなかったりするもの。逆に、これまで続けていた姿勢をコロリと変えたら、寝付きが良くなった、という方もいますね。
それぞれに合った寝姿勢は、どういった要因で生まれるのでしょうか? 自分に合った寝姿勢を探るヒントをご紹介します。
慣れから決まる寝姿勢、クセから気づく自分の痛み
夜に布団に入ったままの姿勢で朝目覚めるという方や、腰や膝などに痛みを抱えている方は、寝姿勢を工夫することがとても大切です。
寝相が良い人は、寝入ってから何時間もその姿勢のまま過ごしているわけです。そのため、自分に合わない寝姿勢でいると、それだけ負担が大きいということが考えられます。
また、身体の特定の部位に慢性的な痛みがある方は、睡眠時間中にきちんと癒される姿勢を取るべきです。
では、こうした寝姿勢はどのように決まってくるのでしょうか。
一つには、子どもの頃からのしつけや習慣からです。保護者から、仰向けで寝るようにしつけられていると、それを大人になるまで続けている可能性があります。
もう一つは、自分の身体の声を聞いて、負担のかからない寝姿勢を取っているということです。