2015年3月20日 19:30
郊外のマイホーム、ちょっと待った! 通勤時間と睡眠の関係
都市部の住宅は価格が高いので、職場から離れていても郊外にマイホームを購入したいと考える人もいると思います。でも、通勤時間が長くなると、眠りの質と生活のクオリティが下がってしまうのだとか。今回は、職場からマイホームが遠くなることで起こるリスクをご紹介します。
通勤時間が睡眠に影響するのはなぜ?
マイホームを購入するとき、少しくらい職場から遠くてもよいと考える人もいるかもしれません。しかし、通勤時間が長くなることで生活の質が下がることが、アメリカ・ブラウン大学の研究結果によって明らかにされました。
同研究グループによると、通勤時間が1時間以上の人は、そうでない人に比べて睡眠時間が30.6%も短いと言います。その理由は、単純に起床時間が早くなることもありますが、通勤手段が自動車や公共交通機関になることから、運動時間が16.1%も少なくなるからだそうです。
この研究はアメリカの統計ですが、日本でも運動不足に悩んでいる人は多いと言います。
15歳以上の日本人は65%が運動不足を自覚していますが、これが睡眠不足を招いているんです。
運動不足は不眠の要因だった!
通勤時間が長くなると、運動する時間が取れなくなってしまいます。