宇宙旅行に興味がある人、必見! 宇宙の睡眠環境とは!?
1日のうち夜は一度訪れる、というのは地球上の話で、宇宙ステーションでは1日に何度も昼と夜が訪れるそうです。考えただけでも体がおかしくなってしまいそうですよね。それに対応すべく極地での研究が進められているそうです。
南極における睡眠の研究
過酷な環境下では、人の眠りはどのように変化するのか――今回は「地球上で宇宙と環境が似ている場所」と考えられている南極で行われた睡眠の研究に注目します。
宇宙旅行が身近なものになっていくと予測される現代。宇宙での睡眠は、今後ますます興味をひく対象になっていくでしょう。時代を先取りして、知っておいても損はないですよね!
研究は、南極越冬隊の隊員数名に対して3、6、9、12月に心電図や脳波などの医学データの取得と、睡眠に関するアンケートをとる、というものです。
宇宙と南極は似ている?
前提条件として、宇宙と南極が似ているという理由は次の通りです。
・日照時間が通常と異なる。宇宙ステーションは90分間で地球を1周するため昼夜が45分サイクルで入れ替わり、24時間周期になっている宇宙飛行士は体調を崩すことがある。
・運動が必要になる。宇宙では無重力の影響で筋力が弱くなるため、宇宙飛行士には日々のトレーニングが義務付けられている。