睡眠不足は身体の疲れがとれないだけでなく、お肌にも悪影響を与えると言われています。でも、どんな影響があるのか、よく知らないという人もいるはず。実は、お肌の修復サイクルが乱れ、乾燥肌の原因にもなっているそうなんです。
睡眠不足がもたらす肌の不調
元気なお肌と睡眠が密接な関係にあることは、多くの人がご存じかと思います。睡眠不足になると、お肌のターンオーバーが乱れて、古い角質がいつまでもお肌に残ってしまい、シミやシワの原因になることは聞いたことがあるかもしれません。
実は、お肌は睡眠不足が原因で、保湿機能も弱まってしまいます。春は意外と乾燥しがちな季節なので、スキンケアに気を遣う人も多いはず。でも、ケアをしてもなんとなくメイクのノリが悪かったり、お肌がカサついていると感じたりするのであれば、睡眠時間を見直すことが大切かもしれません。
睡眠不足が肌の保湿機能を弱める!?
お肌の構造は、表皮と真皮、皮下組織の三層になっています。そのうち、真皮のなかには、線維芽細胞というものがあり、コラーゲン線維、エラスチン、ヒアルロン酸などを作って、お肌の調子を整えているそうです。
でも、睡眠不足になると、線維芽細胞の働きが低下してしまいます。