そのために、どのような対策が行われているか、いくつかの事例を紹介します。
厚生労働省『時間外労働削減の好事例集』によると、「従業員間の労働時間平準化」や「残業の事前承認制度」、「従業員の能力開発」を実施する職場が多いです。また、「ノー残業デーやノー残業ウィークの導入」により、早い時間に帰宅するよう促すケースもあるといいます。
残業対策に取り組む職場ほど、実労働時間の短縮に成功しているようです。そのため、管理職や経営陣の方は、早急に残業を削減できるように手を打ちましょう。
残業時間削減に取り組んで健全な職場を作ろう
あなたの職場は残業時間が多いでしょうか?もし、残業が多いのに何も取り組んでいない場合、心身ともに負担が増え、ぐっすり眠れない日々が続いているかもしれません。その結果、睡眠不足に悩まされる従業員が増え、職場の空気が悪くなってしまうことも考えられます。
今回ご紹介したように、残業時間削減対策は、一定の効果が見られるものもあります。
残業が慢性化している職場は、決して少なくありません。
全員が定時に帰れる職場を作るには、管理職や経営者側から、積極的に残業時間削減に向けて整備を進めることが一番です。きっと、従業員も充分な睡眠時間を確保でき、健全な職場になるはずです!
国内初!“国民の身体活動量の実態”を把握する大規模調査の報告書を発刊