これは不眠症が治っていないといった理由から起きるのではなく、睡眠薬の適切でない使い方によるいわゆる副作用です。
ですから、ある時睡眠薬を飲み忘れるなどして、その日は一睡もできなかったということが起きた場合、それは不眠が治っていないというよりは反跳性不眠が生じたということかもしれません。
意外に多い?反跳性不眠による錯覚
一精神科医によると、人は生きている限り眠る力がゼロになることはなく、睡眠薬を一生使い続けなければならないなどということはないそう。また、今日使用されている睡眠薬のほとんどは適切な時期に減薬する必要があり、際限なく処方し続けることはできないのだそうです。
ですから、ある時あなたがかかっているお医者さんから「睡眠薬を減らしましょう!」と言われるのはもっともなことなのです。そんなとき、あなたならどう反応しますか?
以前、反跳性不眠らしい経験をしたことがあれば、不安な気持ちにかられるのも無理もないのですが、お医者さんの指導のもと、反跳性不眠を起こさないよう上手に減薬することは可能です。少しでも睡眠薬の量を減らしたいと思っている人は、ぜひかかりつけのお医者さんに相談してみてくださいね!
Photo by Edwinistrator
睡眠の質向上に繋がる柔らかい「おやすみ入れ歯」が一年間で製作数2.5倍となったことを発表